世界各国で愛されている
マウスピース矯正
(インビザライン)
INVISALIGN
「マウスピース矯正(インビザライン)」とは、取り外しができる透明なマウスピース型の装置を使用して歯並びを治す矯正治療法です。金具やワイヤーの装置は一切使用しないため、目立たず、矯正中であることを気づかれることはほとんどありません。
使い方はいたってシンプルです。薄く透明なマウスピースを一日20時間以上装着し、1~2週間ごとに次の新しいマウスピースに交換していくことによって、歯をゆっくり移動させます。全矯正過程で使用するマウスピースはすべてまとめて最初の段階で作られますので、歯型を取るための頻繁な歯科への通院が必要になることはありません。
気になる治療効果ですが、世界中の大学や学会で高い有効性が証明されていますので、安心して治療を受けていただけます。子供から大人まで、あらゆる年齢の方がご利用できる矯正システムです。
5
Merit
Five
マウスピース矯正(インビザライン)
5つのメリット
5つのメリット
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01 装置を付けていることを
気づかれにくいまず、マウスピース矯正の一番のメリットは、他の人と対面した時に、矯正装置が目立たず、気づかれにくいことです。インビザラインのマウスピースは厚さ0.5mmですので非常に薄く透明で、付けていることが外見からはほとんど分かりません。
お口元を気にすることなく普通に会話でき、歯を見せて笑うことも可能なため、アナウンサーや俳優など、人前に出てお仕事をされている方にも非常に支持されています。 -
02 矯正中の食事制限がない
他の矯正装置は自分の意のままに外すことはできませんが、マウスピース矯正は必要に応じて患者さまがご自身で好きな時に取り外しできることが大きな特徴のひとつです。
従来型の矯正では、装置と歯の間に食べ物が詰まるため虫歯になりやすく、好ましくない食べ物もありますが、インビザラインでは治療中もいつも通りの食事が可能です。食事のお誘いを断る必要なしに、好きなタイミングで食べることが可能です。 -
03 メンテナンスが簡単で
アレルギーの心配がないプラスチック製のマウスピースを使用するので金属アレルギーの心配がありません。少しずつ歯を動かして歯並びを整えていくため、従来の矯正治療と比べて痛みが少なく、唇や口の中の粘膜を傷めてしまう心配もありません。治療中でも普段通りの快適な生活を送ることができます。
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04 ムダのない工程で、
必要最小限の歯を移動インビザラインは、クリンチェックで最終目標までを細かくステージ分けした3Dシミュレーションを行い、必要最小限で歯を動かすマウスピースを作成していきます。工程にムダがないため、問題のない歯にダメージを与える心配もありません。
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05 従来治療よりも
通院回数が少なくて済むインビザラインは最初に採った歯型だけで治療終了時までのマウスピースをすべて作成出来ます。基本は1~2ヶ月毎ですが、状況に応じて事前に2~3ヶ月先までのマウスピースをお渡しする事も可能です。遠方から治療にお越し頂く方や、忙しくて中々ご来院出来ない方でも、スケジュールを気にせずに矯正歯科治療を受ける事が可能です。
FLOW マウスピース矯正治療の流れ
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カウンセリング
患者様のお悩み・ご希望をうかがって歯並びなどのお口の健康状態をチェックします。その後、治療内容、治療期間、治療費についてご説明いたします。虫歯・歯周病などが見つかった場合には、先にそちらの治療を行います。
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精密検査
レントゲン検査やCT検査、口腔内写真撮影、噛み合わせチェックなどを行います。マウスピースによる矯正治療が適応できると判断したのちに、3Dスキャナーによる歯型の採取を行います。
スキャンニングによる型取りは不快感がなく、寝たままお口を開けておいて頂くだけで2~3分程度で終了します。 -
治療計画作成・ご説明
お口の状態について取得した情報にもとづいて、専用ソフトを使ったシミュレーションを実施します。患者様の歯並びが変化していく様子、治療後の予想される歯並びの状態について様々な角度から表現した3D画像をご参照いただきます。治療計画やおおまかな治療期間や順守事項もご説明します。
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アライナーの作製
患者様の口腔状態について、歯科医が細かな修正を加えてから、データをアメリカのアラインテクノロジー社に送り、アライナー(マウスピース)の作製に進みます。データ送信後約2週間で、完成したアライナーがアメリカから歯科医院に届きます。
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インビザラインによる矯正の開始
いよいよ、インビザラインを使用して治療を開始。着脱の練習や使用時の注意点などを改めてご説明した上でお渡ししますので、ご安心ください。通常2週間ごとに次のステップのものと交換していきます。
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定期検診
インビザラインを使用している間は1~3ヶ月に一度ご来院いただき、歯並びの変化の様子を細かくチェックいたします。またその際、次のステップとなる新しいアライナーをお渡しします。
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治療終了
治療開始前のシミュレーションと患者様の現在の歯並びを比較し、歯が適切に移動し、十分な効果が得られていれば、これで治療は終了です。アライナーを追加で発注し、治療を継続することも可能です。
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保定期間
保定装置を使って、治療終了時直後の歯並びを顎の骨にしっかりと根付かせます。後戻り防止のための大切な期間です。なお、保定期間は治療にかかった期間と同じくらいの長さが必要になります。
CHECK
マウスピース矯正と
ワイヤー矯正の比較
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MOUTHPIECE マウスピース矯正
マウスピース矯正のメリット
- 装置が目立たない
- 取り外しが可能
- 外して清掃できるので衛生的
- 痛みや不快感が少ない
- 金属アレルギーでも使用できる
マウスピース矯正の
リスク・デメリット- 歯並びによっては適応では
ないことがある - 長時間装着する必要がある
- その他の矯正治療法と同様、疼痛、
歯根吸収や歯肉退縮の可能性がある - 適切な保定をしないと治療後に
後戻りする場合がある
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WIRE ワイヤー矯正
ワイヤー矯正のメリット
- 様々な歯並びの患者様の
お口に適応する - 症例数がダントツに多く安心である
- 目立ちにくい矯正装置もある
ワイヤー矯正の
リスク・デメリット- 装置が目立つ
- 金属アレルギーの人には向かない
- 食事がしにくい
- 歯が磨きにくい
- 管楽器の演奏が困難になる
- 治療中の痛みや不快感がある
- 様々な歯並びの患者様の
口腔内スキャナー
「iTero 5D Plus 」を導入
Point
当グループでは「iTero 5D Plus」という口腔内スキャナーを導入いたしました。
従来の口腔内スキャナーとの違いはたくさんあるのですが、一番重要で大きな点は、口腔内スキャナーとしては初めてNIRIと称される近赤外線でのスキャンが可能になったことです。歯の象牙の中の状態を近赤外線で確認することができるようになり、歯と歯の隣接した面の虫歯を早期発見することが可能になりました。
マウスピース矯正(インビザライン)治療においては、この「iTero 5D Plus」でビフォーアフターのシミュレーションを確認することができます。矯正後のイメージを実際に近いかたちで患者さまと共有することができるようになり、矯正の計画も以前よりも綿密に立てることが可能になります。
治療期間について
インビザライン矯正にかかる期間は、通常、約2年〜3年です。短い場合は1年半くらいで矯正を終えるケースもあります。インビザライン矯正が長期間におよぶ理由は、マウスピースの装着によって歯が移動する距離は最大0.25mmとごくわずかだからです。
約10日〜2週間に1度マウスピースを取り替えるため、歯を1mm動かすためには約2ヶ月かかることになります。また、インビザライン矯正は、マウスピースを装着して歯を動かすための「矯正期間」と、歯並びを固定させるための「保定期間」があります。一般的な目安としては、「矯正期間」が1年から2年ほど、「保定期間」が1年ほどかかると言われています。
ただし、インビザライン矯正では「動かしたい歯の本数」「歯を移動させる距離」「部分矯正or全体矯正」など各患者様の治療内容や元々の歯並び状態によって要する期間が大きく異なります。歯の動き方にも個人差があり、すべての患者様に当てはまる治療期間ではありませんので、ご留意ください。インビザライン矯正が長期化する具体的なケースとして、患者様の歯の状態によって期間が長くなるケースがあります。
例えば、抜歯をした場合、叢生(そうせい)の場合などです。また、マウスピースの装着時間が足りない、マウスピースを無くしてしまう、リファインメント(再度治療計画を立て直して、追加でマイスピースを作成する工程)の場合も追加の期間がかかります。インビザライン矯正を期間内に終わらせるためには、マウスピースを装着する時間を守る、定期検査を行う、常に口内を清潔に保つなどのことが重要です。
後戻りを防ぐために
(保定期間、リテーナーの話)
歯科矯正治療を受ける上でもっとも大事なことは、治療後にきれいに整った歯並びを後戻り(元の歯並びに戻ってしまうこと)させないことです。素敵な笑顔をキープするためにリテーナーという装置をしっかり使用しましょう。「やっと治療が終わったのに」と思わずに、しっかりと保定期間を過ごすことが非常に大切です。保定期間については、患者さんごとに個人差がありますが、だいたい1~3年ほどでしょうか。多くの場合は、治療に要した期間と同じくらいの期間が必要と言われています。
また、骨は必要に応じて動くものであるということをふまえ、保定期間が長いほどしっかり安定すると言われています。特に治療後の6ヶ月までが後戻りしやすく「食事と歯みがき以外の時間は装着すること」をお勧めしています。時間の経過とともに少しずつ装着時間を減らしていきます。ただし、保定期間が終わったあとも、2~3日に1度は装着して寝ると後戻りのリスクを下げることができます。